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2011/05

第8回例大祭にてサークル頒布

​19曲入り600円

東方アレンジ

参加者:Agai、Tifara、Kim、Shimizu、霜月優、marimo

​Original music composed by ZUN

bandcampで全曲試聴可能、DL投げ銭歓迎!

Track list

01.ばぁさんクワもってこい / 神々が恋した幻想郷
02.ボテ腹エイリアン / 平安のエイリアン
03.あなたの町の不審者情報 / あなたの町の怪事件
04.ワルダクミジェネレータ / 妖怪モダンコロニー
05.樹海を見上げて / ルーネイトエルフ
06.淋病ドール / ポイズンボディ~Forsaken Doll
07.ニコイチPSG / The Positive and Negative
08.お宇佐さまの素い筋繊維組織 / お宇佐様の素い幡
09.Star Sapphire is Dead / 真夜中のフェアリーダンス
10.幻想忌憚博覧会 / サーカスレヴァリエ
11.Deadfrog / 少女が見た日本の原風景
12.ボーダーラインオブライフ / ボーダーオブライフ
13.Moonlight Buttfucker / 懐かしき東方の血~Old World
14.Vampier Carrier / 亡き王女のためのセプテット
15.MONSTERHUGECUCUMBER.COM / 芥川龍之介の河童~Candid Friend
16.〆ロンブックス秋葉原店のテーマ / オリジナル
17.ボーナストラック1 / オリジナル
18.ボーナストラック2 / オリジナル
19.編集後記

<解説>

​このアルバムは堕武者にとって特にターニングポイントとなる作品でした。

理由は何点かあります。

・東日本大震災

2月後半から3月初旬までほぼ毎日徹夜状態でPCと向き合い、必死の思いで3月8日に入稿。

あとは3月13日(日)の例大祭を待つばかり――と、少しホッとしていた3月11日(金)の午後、凄まじい地震が職場を襲いました。

電車が全く動かず徒歩で帰る道すがら、携帯でメールを確認すると、運営から例大祭延期のお知らせや、CD制作会社からの出荷延期の提案、同人ショップから在庫一時預かりの提案などが一度に届いていました。

 

地震から4時間程経った後でも、事の重大さを認識していなかったので、「せっかくあれだけ頑張ったのに例大祭延期になるなんてなー。睡眠時間を返してくれ。」などと呑気かつ不謹慎なことを考えていました。

 

本当の重大さを知ったのは、通りかかった公園に設置されていたNHKのビジョンで、津波によって流される車や家を見てからです。

 

地震直後は日本全体が不安に陥り、テレビではお笑い番組を繰り返し放送、WEBではエア例大祭が行われ、堕武者も参加して音源をアップしたりしました。

皆すこしでも気持ちを繋ぎとめようと必死だったことを思い返します。

・強烈だったにとりジャケ

東方アレンジ界隈随一の、ギリギリを攻めたグロジャケを作りたい!という思いから「L.O.N.D」の時に素晴らしい被虐幼女ジャケを描いてくださったmarimo様にふたたび執筆を依頼。Agaiの描く稚拙なラフから、素晴らしいイラストを描いてくださいました。

これはジャケット以外でも発表するしかないとTシャツの製作を急遽決定。A3サイズの巨大プリント、肩口に堕武者ロゴのワンポイントを付けるなど張り込んだ結果、原価だけで2800円を超える代物となりましたが、出来には満足しました。また、5月6日に延期された例大祭当日の売れ行きもなかなかのもので、中でも会場で買ってすぐ着てくれた方が居たのが嬉しかったですね。この方がのちにジャケット執筆やM3フリースペース出演などをいただく福田さんです。

 

だいぶ後で知ったのですが、このジャケットは海外の東方ファンに相当な衝撃を与えたらしく、様々な掲示板に画像がアップされたのだそうです。

これは5年後に知り合うことになるアメリカの東方アレンジサークル・Find Your Wayのvetoさんから聞かされた話で、彼は「この人のサークルは、あのイラストを発表した所だったのか!」と驚いたとのこと。

いま検索したら、海外のアップローダーで相当数がDLされていますね…聴いてもらえるだけ良いとも言えますが、できたらbandcampで買ってくれ!100円にしたから!

・音源について

悔恨譜(風神録)や腐食葬送曲(地霊殿)、マカダミア(星蓮船)で採用していた元作品縛りからは少し離れて、アレンジしたい楽曲を片っ端から片付けていった感じでしょうか。

Tr.1やTr.15の昔話イントロについては、この頃よくお世話になっていた霜月優さんが、優しく物語を紡いでくださいました。

Tr.7やTr.9は原曲が特にお気に入りで、いつかアレンジしたいと思っていた曲です。

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