輝針残酷物語
メロンブックス様で頒布中です。
CD版:770円(税込)
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=823335
DL版:550円(税込)
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Tシャツ:3,457円(税込)
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歌詞付き試聴動画(Tr1~6、4分17秒)
Twitter版クロスフェード(2分20秒)
Track list(全て東方輝針城から)
1.血塗られた湖畔から(ミストレイク)
2.断面、それは美しい(柳の下のデュラハン)
3.オタサーの狼女(孤独なウェアウルフ)
4.輝針残酷物語(輝く針の小人族 ~ Little Princess)
5.丑三つ時に鼓は誘う(始原のビート ~ Pristine Beat)
6.俺の不浄なお祓い棒(不思議なお祓い棒)
<解説>
堕武者グラインドが9年ぶりに幻想郷へ闖入します。
東方輝針城の流麗なメロディを、絶叫ボーカルと轟音ギター、爆速ドラムで蹂躙!
かと思うと裏メロやアルペジオを奏でるシンセには抒情性があり、ミックスもこれまでの堕武者とは一線を画した、粒立ちと奥行きを感じることができます。
貴方の脳髄に杭を打ち込むこと間違いなしの6曲+αを、ぜひお楽しみください。
残酷な世界観をキュートに表す素晴らしいジャケットイラストは、チルノや三妖精などのキュートなイラストを多く手掛けられている湖小様によるものです。
声のSEでは、堕武者が長年お世話になっているそらまめ。様が、透明感ある歌声からドロドログジュグジュの嬌声まで幅広くハイクオリティに演じていただきました。
お二方ありがとうございました。
TwitterやYouTube、メールなどでご感想をぜひお寄せください!
All music composed by ZUN.
https://www16.big.or.jp/~zun/top.html
<歌詞>
Tr.1 血塗られた湖畔から(ミストレイク)
白い霧に包まれた湖畔が紅く染まる
数えるのも馬鹿馬鹿しい位斬り続けた
まるで意志を持っている生き物のように
鋭くなる切れ味が私を虜にするのだ
氷柱を叩き割りその切っ先を
小童の喉に突き刺す
氷も雪もブリザードさえも
今の私には効かない
釣り糸を垂れるだけなんて
呑気な発想は最早ない
有りったけのナイフが水中で獲物を追跡し
魚も人魚も妖精も妖怪さえも 皆殺しだ
足りない足りないまだ足りない
足りない足りないまだ足りないの
もっともっと もっともっと
この剣に 血を吸わせなければ
お屋敷に帰ってからも
この衝動は止まらない
斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る
斬らせる斬らせろ斬らせやがれや
返り血と羽の切れ端が
貼りつくエプロンそのままに
紅い悪魔へ背後から いま襲い掛かる
Tr.2 断面、それは美しい(柳の下のデュラハン)
断面図 それはエロゲの発明
中出しの 様子良くわかる だけども
断面図 お前の奴は
頸動脈が丸見えじゃないか
ふざけるんじゃねえ だけど愚息は反応する
リョナだリョナだリョナだリョナだリョナだ
猟奇猟奇猟奇猟奇猟奇
柳柳柳柳の下で
イラマイラマイラマイラマチオだぜ
お前最後頭飛ばす九つ
それに全部俺の精子ぶっかける
これが言わず知れたマルチ顔射
これぞこれぞこれぞこれぞポリリズム
断面図 子宮とキスする亀頭
エロ漫画 誇張するフィクション 偉大な
断面図 駄目なメンズの肉棒咥えてる喉も
諸共に斬り飛ばす 鈴ヶ森のあの井戸端で
首に手応えないのなら
手と足首から斬り飛ばす
俺は江戸前凌辱を 今に伝える処刑人
以後どうか どうかお見知りおきを オイ!
Tr.3 オタサーの狼女(孤独なウェアウルフ)
俺は群れない、媚びない、靡かない
陰キャの矜持が 新歓コンパで出会った
axes femme着た刺客に揺らぐ
ウエスト高めのフリルのスカート
萌え袖締まったブラウスで
オタクの視線を釘付けにするは
ゆるふわ髪巻く2年の女
気付けば隣座られ 太ももに手を置かれ興奮
安酒手伝い鼓動バクバク導かれるまま部室へ
誰もいない暗い部屋で 彼女の吐息耳に迫る
女性にも性欲あるのを受け入れられず
混乱する子羊がいま牙に掛かる
満月に映る影ふたつ
今宵脱出だぜチェリーボーイ
清楚な見た目で男を釣る割に
ムダ毛の処理とデオドラントの管理が絶望的で
ピンクな期待に震えて覗いたそこは
暗黒のジャングル さらに
獣の臭いが充満していて無理だったんだ!
二次元と違う衝撃を受けて
一目散逃げだす彼の背中
月灯りが優しく照らしていた
Tr.4 輝針残酷物語(輝く針の小人族 ~ Little Princess)
俺の眼球に針を刺してくれ
俺の舌先に針を刺してくれ
俺の指先に針を刺してくれ
爪と肉の間に針を刺してくれ
俺の乳首に針を刺してくれ
俺の肛門に針を刺してくれ
俺の亀頭に針を刺してくれ
玉袋にも刺して貫通させてくれ
俺が気を失っても針を刺してくれ
口から泡を吹いてもなお針を刺してくれ
吐瀉物を撒き散らしても針を刺してくれ
糞便を垂れ流しても針を刺してくれ
突き破られた皮膚たちが脊椎に電気走らせる
全身が総毛立だって這いまわる快楽
目隠しされても目尻が下がる
血が噴き出しても笑みがこぼれる
死の淵の中で生きてる まだ俺生きてる
昼か夜か分からない
暑い寒いも分からない
吊られてる? どっち向きに?
上か下かも分からない
無数の針が這いまわる
目も口鼻も縫い合わす
一人なの? 七人なの?
貴方の数も分からない
貴方の剣で手足を断ってくれ
貴方の剣で心臓突いてくれ
貴方の剣で首を撥ねてくれ
この世界の何もかも葬り去ってくれ
ああ神様よ この手に小槌あれど もう
浮世の幸せを手にすることはないだろう
俺が小さくなったのか
貴方大きくなったのか
そんなことどっちでもいい
二人並び立てる喜び
感覚すべてシャットダウン
ゼロと痛覚の世界で
永久に生きてたい
永久に生きてたいの
付喪神と化した巨大な針に
脳天から串刺しにされて
プツンと音がして それで全てが終わる
終わるんだ
針を刺してくれ 針を刺してくれ
Tr.5 丑三つ時に鼓は誘う(始原のビート~ Pristine Beat)
これから始まる死のビート
これから始まる原初のビート
これから始まる魅惑のビート
これから始まる地獄のビート
これから始まる呪怨のビート
一筋轟く雷鳴で土蔵の古鍵がガチャリと開き
尋常ならざる妖気を放っているのはその箱だ
金銀高蒔絵の花や鳥が
黒地の中から今にも飛び出す
まるで魅入られたかのように
ミイラ取りが次にミイラになるように
震える手つきで紐を解く
カタカタと鳴っている蝶番はまるで
壊れた笑い袋のようで
鈍く光るは胴の木目 見事な材木赤樫だ
踵うち鳴らし廻りながら踊れ
早く早く打ちたいその鼓が
ひとりでに動き稲光浴びて
夜空の彼方まで飛んでゆく
後に残された空しい私一人
虚空を打ちながら 土に伏す
そんな幻覚をも見せられる鼓を前にして
私は愈々正気ではいられなくなりました
ただあの鼓を打ちたい
きっと心が打ち震えるような
音色なのでありましょう
さあ その時はいま いま!
陰気で静かで美しい
陰気で静かで美しい
陰気で静かで美しいけれど
触れてはいけないその鼓
後から聞いた話では(思い返したくもありません)
私は(あの人は)土気色した女の生首を
まるで壊れたゼンマイ仕掛けの人形のように
土蔵の中で繰り返し
打ちすえていたそうなのです。
頬は痩せこけ目はくぼみ
髪はどちらも伸び放題で
肉がこそげた唇を破かんばかりに何度も
踵うち鳴らし廻りながら踊れ
早く早く打ちたいその鼓が
ひとりでに動き稲光浴びて
夜空の彼方まで飛んでゆく
胴は血塗られて鋲で呪われて
なめしにも似せてる人の皮
私を狂わせ ただ憑りつかせて
掌が割けても止めさせない
Tr.6 俺の不浄なお祓い棒(不思議なお祓い棒)
俺の 俺の 俺の 不浄な棒を
しゃぶれ しゃぶれ しゃぶれ しゃぶれ
歯を立てんじゃねえぞ
お前の持ってるコケシにバイブにローター
何でもかかって来やがれ
アダルトグッズが等しく付喪の神に
なろうとも分かっているんだろうな?
お焚き上げの火に向かい
奇声を発しつつ振り続ける棒
信仰の種は催幻覚性
オオヌサオオアサヘンプの導きだ
長年の呪詛祈祷により蓄えられた
悪霊瘴気が幣の一枚一枚に挟まっていて
四方八方に迸り黒い雲を呼ぶ
七難八苦を払い除けるために必要な俺の祓串
大麻で編んだ蚊帳の中では
巫女と俺との秘密の睦言は続く
五穀豊穣?悪霊退散?そんなの一切関係ない
天照大御神に見せつける痴態こそ宗教の本質
打ち出の小槌も幻想郷の事変も何もかも
ただお前の妄想の中の出来事だ
さあ俺のモノを俺のモノをしゃぶれよ