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ハードコア将棋プロレスリング

​2016年11月12日の記録

​2019年9月22日 川口ライブスペースキャバリーノにてタイトルマッチ決定!

​詳細はこちら

​対戦カード決定!

​2016年11月12日 新宿アンチノック

(王者組)ハードコア将棋名人&馬並勃巳&ジェロム・メロンパンナ VS

(挑戦者組)堕武者Agai&ロリ・コンウェイ&シュイン・シスギ

プロレス解説:DMP 将棋解説:島井咲緒里

​演奏:堕武者+ultraviolence+

概要

ハードコア将棋プロレスリングは、将棋を対局しながらデスメタルやグラインドコアを演奏しつつ、プロレスの試合を同時並行で行い勝敗を争うという、三位一体の全く新しい競技です。

 

将棋の静謐な空間とエクストリームミュージックの咆哮と轟音、肉弾相打つ闘争を同一時間軸で行う事により、新しい感情のうねりを体感して頂くことができます。

 

当日は新宿アンチノックのフロアにリング代わりの体操マットを敷き、周囲には椅子を並べてプロレスの試合を行います。

プロレスの聖地・後楽園ホールの特別リングサイド席よりも更にレスラーと観客との距離が近く、レスラーの汗や息遣い、打撃音や投げ技の衝撃音などを、肌で感じ取ることができます。

 

同時にステージでは桂の4寸盤を設置し棋士同士が対局。解説用の大盤も用意するので盤上の様子もリアルタイムでご覧いただけます。

 

もちろんステージでは堕武者のメンバーが暴力と劣情に任せたグラインドコアやデスメタルを演奏し、リングと盤上に負けない第三の闘いを演出するのは言うまでもありません。

 

世界で恐らくこの企画でしか味わう事ができない興奮をぜひ体験してください。

 

※上記のように大道具が多いため、セッティングに若干長めの時間を頂戴します。

 


 

NUWA(日本大学プロレス研究会)

NUWA with us

NUWA(Nihon University Wrestling Alliance)、日本大学プロレス研究会の試合を初めて生で観戦したのは2015年2月に後楽園ホールで行われた「学生プロレスサミット」においてでした。学生プロレスのレベルの高さは、YouTubeにアップされていた動画で知ってはいましたが、実際に目の当たりにして、鍛え上げられた肉体、負けたくないという気迫、ひとつひとつの技の切れ味、そして、学生という限られた期間でのみ闘うことができる切なさを一気に体感して、胸が熱くなりました。どんなプロの興行でも味わったことが無い観客との一体感がありました。

 

そして、同サミットの中で一際異彩を放っていたU系戦士・馬並勃巳選手が代表を務めるNUWAへメールをさせて頂きました。

何のつても無く、どこの誰かも分からない怪しいオッサン達のアポイント依頼を快く受け入れて頂き、新歓でお忙しい時期の4月中旬の土曜日、日大の練習場へお邪魔しました。

 

企画説明をさせて頂いた後、練習風景を見学させて頂きましたが、初めて生で目にするプロレスの練習に、プロレスオタクの私は興奮し通しでした。

 

馬並選手、ロリ・コンウェイ選手、センエン井上レフェリーをお招きして行った代々木で行った初めてのリハーサルは強く印象に残っています。

 

曲の感じを軽く説明した状態で「一回合わせてやってみましょう」となったのですが、NUWAのお三方は、まるでジャズセッションのように演奏に入り込み、これまで体感したことのないようなグルーブを生み出したのです。これには堕武者一同深く感動しました。プロレスの奥深さと、レスラー・レフェリーの皆さんの対応力の高さに敬服しました。

 

(その後、秋葉原でリハーサルとPV撮影を行い、本番に臨み、熱戦を展開して頂きました。馬並選手の技の切れ味と真っ正直さ、ロリ選手の変幻自在ながら理詰めの攻めの組み立て、井上レフェリーの厳格かつ場を盛り上げるレフェリングの数々など、紹介したい話が沢山あるので、随時更新していきたいと思います)

 

結局ハードコア将棋プロレスリングの正式な試合は昨年5月の一度きりだったものの、馬並選手はその後、ご自身が保持するベルトの中に、常にハードコア将棋プロレスリングを含めていただいていました。感謝です。

 

当日の出場者や試合形式の詳細などはまだ決定していないながら、今回も素晴らしいファイトを見せてくれることでしょう。学生プロレスは大学祭が試合のシーズンなので、ぜひ10月末~11月初旬に予習をしてから11月12日のライブに来られることをお勧めします。

ハードコア将棋プロレスリングというのは、フライパンと松明とダチョウの卵でジャグリングして、最後に目玉焼きが出来る、みたいな感じの出し物です。

一見バラバラで、どう考えてもバラバラなのですが、考案者のagai的には、整合性が取れているのだと思います。

 

ハードコア、将棋、プロレスリングは、もともとagaiの好きなもので、これらを組み合わせた出し物を一度やってみたいと思っていたようです。

会場、人員、日常の都合で実現できていなかったところで、ついに形になったのが去年。

誰かに先を越されるのでは、と焦りもあったことでしょう。

アニメのキャラクターで、指パッチンで敵を真っ二つにするアイデアを思いつき、登場するまでに誰かに取られないか、と気が気でなかったエピソードを思い出します。

 

当日は、演奏にあわせて、将棋とプロレスの戦いが繰り広げられるのですが、入場曲にも注目していただきたいところです。

また、前哨戦として、今回の戦いに至る背景が語られると思いますので、そちらもご覧いただければと思います。

(Agai)

(Tifara)

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