城戸稔選手インタビュー
2019年8月24日(日)に行われたnkw「デンジャラスサマー」大会にて、所持するMD(Most Dangerous)王座を見事防衛した城戸稔選手を試合後に直撃。
防衛を果たした現在の心境や、9月22日に参戦予定のハードコア将棋プロレスリングの展望などを語っていただきました。
――MD王座の防衛おめでとうございます。まずは今の、率直なお気持ちをお聞かせください。
城戸:試合後のマイクでも言うたけど、今回の9way?実質10wayかな。十人同時に試合するって形式…こういうのはあんまり好かんな。客の目が散ってワシのエエとこ見逃されたら敵わんからな。
――体力的にも集中力的にもタフな試合形式だったと思いますが、勝敗を分けたポイントは何だとお考えですか。
城戸:結局「ココ」(頭を指して)の差に尽きるよな。
――終盤の細越選手とのマッチアップは見応えがありました。細越選手も含めて、次の防衛相手の展望などあればお願いします。
城戸:まあ今頃(細越)仙人はひと仕事終えた気分で燃え尽きとるかしらんけど。これで知ったような気になられたんでは逆に困るよな。正直まだハードコアの「ハ」の字に差し掛かったか否かって感じやし、ワシは今回不完全燃焼にもほどがあるし…まあサシでやりたいならいつでもやったるよ。それこそすぐ次でもな。知らんけど。
要するにワシの方から嫌と言うことはないから誰でも来んかい、と。
――9月22日にはもう一つのタイトルマッチ、ハードコア将棋プロレスリング選手権試合が控えています。どのように闘われますか。
城戸: ビール飲んで人シバいて金もらえるんやろ?最高やん。深く考えずにいつもの感じで勝手にやるわ。なにがあっても謝るんワシちゃうし気も楽やわ。
――城戸選手から見て、パートナーのハードコア将棋名人はどのような存在ですか。
城戸: あんまりよう知らんのよね。ただまあ今回呼ばれた際に提示された条件も良かったし気前はええみたいね。試合に関しては将棋に集中してもらおかな、ワシ花札しか分からんし。
―プロレス初観戦の観客も多いと予想されますが、ご自身のファイトのどのような所を見てもらいたいですか。
城戸: 多分ファイトってほどの大したあれは無いな、あくまでワシの日常そのままをみせるつもりなんで楽にしといて。君らにとっての日常かどうかまではワシ知らんけど。
―ありがとうございました。