ハードコア将棋名人戦
2012/04
M3-2012春にてサークル頒布
11曲入り200円
オリジナル
参加者:Agai、Tifara、Kim、Tetsu、むつつ
Track list
01.堕武者帝国軍歌
02.某国民放送的将棋講座のテーマ
03.谷川○司の将棋○南IIIより「BGM3」
04.ロリショタロケンロール(スタジオバージョン)
05.食べて笑顔の気仙沼ホルモン(LOVELOCAL2011準グランプリ受賞作品のBGM)
06.Maid as la generica メイドさんグラインド1より
07.Necomimi in vain(ver.1) メイドさんグラインド1より
08.Necomimi in vain(ver.2) メイドさんグラインド2より
09.Loyality to Baccus メイドさんグラインド3より
10.Akiba Amoral メイドさんグラインド3より
11.堕武者帝国軍歌(街宣車ver)
<解説>
2012年4月発表。ハードコア将棋シリーズ1作目。
初めてM3フリースペースに参加し、将棋の対局をしながらグラインドコアを演奏する「ハードコア将棋」を初めて人前で行った際に頒布したCDです。
まずジャケットがいいですよね。いや堕武者CDのジャケットは全部素晴らしいのですが、このジャケットは特に、私のケモノっ娘大好き妄想をむつつ様が具現化していただき、さらにハードコア将棋名人が作った詰将棋まで付いて、カオスかつ可愛い一枚に仕上がっていると思います。
確かスペース内では、アルバムを1枚お買い上げいただくたびにその場で貴方だけに贈るショートカットグラインドコアを演奏する、という企画も行いましたね。
そしてメインとなる公開対局では、格式と機運を盛り上げるため、国家独唱を「MiddleIsland」の紫氏に依頼したり、お客さんに盤面を見ていただく用の大盤(鉄製で重い!)をTifaraに運んでもらったり… とあれこれ手を打った結果、多くのお客さんに観戦していただくことができました。この時の棋譜と解説も、アルバム内に同梱されています。
音像的にはかなりカオスな空間でしたが、逆にその中で「音を出さない」という選択肢、静寂を司る将棋が目立ったのかもしれません。
この当時、M3のフリースペースはまだルールに関して模索中だったようで、参加する側も手探り感が強かったと思われますね。私たちの右隣のサークルさんは10数万はするミキサー付きアンプ・ミキサーセットを持ち込み、ミスチルやスピッツなどを歌われていましたね。有名な歌い手さんのグループだったそうで、開幕と同時に女子が列を成して押しかけていて凄かったなあ。
この盛況ぶりに嫉妬した堕武者が、フリースペースで一番目立ってやろうと思い次のM3で始めたのが「ハードコア狂言」であり、その後続いていくハードコア茶番シリーズとなるわけですね。
そして、それらの上演中での合唱が定番となる「堕武者グラインドのテーマ」が収録されている唯一のアルバムでもあります。